JOURNAL

BACK

2014.10.13

自己を習うとは、自己を忘るるなり

Posted : Hisako Namekata

category : OTHER

どんなに気分が優れない日であってもお茶のお稽古をするとシャキッとした気持ちになります。

それは、知らないことを身体で覚える時間であるからなのか

欲や得という余計なものをまとっていない正味の自分であるからなのか。

はじめはいろいろと計算して始めたものであっても、

それが無類の楽しみになって、それだけに集中している自分がいることに気付く。

人生の中で正味の自分をどれほど感じられるかが生きている醍醐味の1つではないかという気がします。